進学や就職に役立つ資格取得は、その生徒の個性になる
──iパスに合格することで得られるメリットは?
荻野:
iパスは、進学にも就職にも有利に働くことを知り、取得に力を入れるようになりました。基本情報技術者試験までは必要ない場合でも、iパスの取得は進路決定に有利なため受験を勧めています。進学の場合、入学金・授業料等の免除や減免もあります。また、大学によってはiパス、基本情報技術者試験、応用情報技術者試験の取得が出願要件となっている学校もあり、取得した資格を活かして進学しています。就職した場合にも、例えば製造の部署に配属された卒業生が、後々、事務職やシステム関係を希望した際に異動しやすくなってきます。iパスに合格した生徒は、それが個性ともいえるでしょう。
木村:
iパスには、テクノロジ分野、マネジメント分野、ストラテジ分野がバランス良く網羅されているため、就職を目指す生徒には、学習を通じて必要な社会的知識が身に付きます。ただ、就職に直接役立つ試験であっても、合格だけを目的に行う授業は、生徒の将来に良い影響を与えるとは思いません。例えば、コンピュータの授業は実技を中心に行われ、カリキュラムはサーバ構築やプログラミングなどになります。これらの実技中心の授業がiパスや基本情報技術者試験などの学習の下地となっていく、そのような流れが理想だと考えています。
荻野:
iパスは、進学にも就職にも有利に働くことを知り、取得に力を入れるようになりました。基本情報技術者試験までは必要ない場合でも、iパスの取得は進路決定に有利なため受験を勧めています。進学の場合、入学金・授業料等の免除や減免もあります。また、大学によってはiパス、基本情報技術者試験、応用情報技術者試験の取得が出願要件となっている学校もあり、取得した資格を活かして進学しています。就職した場合にも、例えば製造の部署に配属された卒業生が、後々、事務職やシステム関係を希望した際に異動しやすくなってきます。iパスに合格した生徒は、それが個性ともいえるでしょう。
木村:
iパスには、テクノロジ分野、マネジメント分野、ストラテジ分野がバランス良く網羅されているため、就職を目指す生徒には、学習を通じて必要な社会的知識が身に付きます。ただ、就職に直接役立つ試験であっても、合格だけを目的に行う授業は、生徒の将来に良い影響を与えるとは思いません。例えば、コンピュータの授業は実技を中心に行われ、カリキュラムはサーバ構築やプログラミングなどになります。これらの実技中心の授業がiパスや基本情報技術者試験などの学習の下地となっていく、そのような流れが理想だと考えています。
iパスは、生徒の学習目標の指標になります
──iパスを教える魅力は?
荻野:
生徒に対しては、まず資格試験が進路に役立つことと、どのように使えるのかを教えます。中でも、社会人として知っておくべき用語がマスターできる点を普段から伝えています。また、入社後に研修を受ける場合でも、そこでiパスを受験するようにいわれる企業もある。そのため、先に合格することが望ましいというように聞かせる場合が多いです。教えるポイントとしては、生徒の興味を引き出す授業が大切です。授業の中に、クイズ形式などちょっとした遊びを取り入れることで、記憶に残りやすくなりました。苦手意識を持たせないように、楽しみながら覚えられる授業が目標です。
木村:
iパスは各分野がバランス良く出題されるため、テクノロジに偏らず、これからの社会に必要なマネジメントの用語や著作権など、普段、生徒が意識しないような分野に触れられます。そこで、社会の仕組み、情報、経営など、すべてを包括して指導ができますので、教える側としても良い試験と思っています。また、実技はもとより、学習した内容をどのように試験に生かすのかを考えることが重要です。まずは、基本情報技術者試験があり、その勉強をしながら高度試験を目指してもよい。しかし、そこまでのレベルアップに時間がかかると感じたらiパスも視野に入れるなど、さまざまな方向性を生徒に示すことができます。授業で得た知識や技術を、試験を通して確実に身につけられるというプラスポイントもあるのではないでしょうか。
山田:
当校は、商業系、ビジネス系の専門的な内容を学ぶ高等学校として、学習の目標を生徒に高くもってもらう必要があります。その中でiパスは生徒に自信をもたせるツールにもなるため、今後も積極的に取り組んでいく方針です。また、資格取得に関してはある程度の実績があると自負しています。そこからさらに進み、入学イコール、iパス合格、基本情報技術者試験合格というレベルまで到達できれば、生徒の入学後の学習目標もはっきりするでしょう。そこを指標として、学びの方向を自身で考えさせるとともに、試験へのチャレンジを進めていきたいと考えています。
荻野:
生徒に対しては、まず資格試験が進路に役立つことと、どのように使えるのかを教えます。中でも、社会人として知っておくべき用語がマスターできる点を普段から伝えています。また、入社後に研修を受ける場合でも、そこでiパスを受験するようにいわれる企業もある。そのため、先に合格することが望ましいというように聞かせる場合が多いです。教えるポイントとしては、生徒の興味を引き出す授業が大切です。授業の中に、クイズ形式などちょっとした遊びを取り入れることで、記憶に残りやすくなりました。苦手意識を持たせないように、楽しみながら覚えられる授業が目標です。
木村:
iパスは各分野がバランス良く出題されるため、テクノロジに偏らず、これからの社会に必要なマネジメントの用語や著作権など、普段、生徒が意識しないような分野に触れられます。そこで、社会の仕組み、情報、経営など、すべてを包括して指導ができますので、教える側としても良い試験と思っています。また、実技はもとより、学習した内容をどのように試験に生かすのかを考えることが重要です。まずは、基本情報技術者試験があり、その勉強をしながら高度試験を目指してもよい。しかし、そこまでのレベルアップに時間がかかると感じたらiパスも視野に入れるなど、さまざまな方向性を生徒に示すことができます。授業で得た知識や技術を、試験を通して確実に身につけられるというプラスポイントもあるのではないでしょうか。
山田:
当校は、商業系、ビジネス系の専門的な内容を学ぶ高等学校として、学習の目標を生徒に高くもってもらう必要があります。その中でiパスは生徒に自信をもたせるツールにもなるため、今後も積極的に取り組んでいく方針です。また、資格取得に関してはある程度の実績があると自負しています。そこからさらに進み、入学イコール、iパス合格、基本情報技術者試験合格というレベルまで到達できれば、生徒の入学後の学習目標もはっきりするでしょう。そこを指標として、学びの方向を自身で考えさせるとともに、試験へのチャレンジを進めていきたいと考えています。
※掲載内容は2018年3月取材時のものです。