ITパスポート試験

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iパスとは

合格のメリット

IT社会で働く上で必要となるITに関する基礎知識を習得していることを証明する国家試験です。

「ITの資格試験は技術者向けで、事務職、営業職などには関係ない。」といったイメージを抱いている方も多いのではないでしょうか。

しかし、今やITは私たちの生活基盤の一つであると同時に、ビジネスの世界の隅々まで浸透し、もはや、ITなくしてビジネスは成立しない時代となっています。

近年の「AI」、「ビッグデータ」、「IoT」をはじめとするデータ利活用に関連する新技術の進展は、第4次産業革命とも呼ばれ、経済社会に大きな変革をもたらしています。新技術によって創出された新たな製品やサービス等を効果的に活用するためには、社会人としての基礎力として、従来以上にITリテラシーに関する幅広い知識を身に付けることが必要です。

また、企業では、顧客管理、製品管理、生産管理などあらゆる業務がIT化される中で、ITの知識を身に付けていなければ、システムの仕組みがよく分からず、知らない間に企業機密や個人情報が漏えいしてしまったというような事態を引き起こす可能性もあります。

企業ではコンプライアンスが厳しく求められています。そのため、ITの基礎知識だけでなく、ITを正しく活用するための情報モラルや個人情報保護など、幅広い知識をバランスよく身に付けることが重要です。

iパスは、上記のようなIT社会で働く上で必要となるITに関する基礎知識を習得していることを証明する国家試験です。

メリット1 試験勉強を通じ、幅広い分野の基礎知識が取得可能!

iパスは、ITに関する知識にとどまらず、企業活動、経営戦略、会計や法務など、ITを活用する上で前提となる幅広い知識がバランス良く習得できます。

○情報セキュリティや情報モラルに関する知識が身に付きます
情報セキュリティに関する基礎知識が身につくことで、インターネット、電子メール、社内システムを利用する際に、機密情報の漏えいやウィルス感染など様々なリスクがあることを理解できるようになります。

○企業コンプライアンス・法令遵守に貢献する正しい知識が身に付きます
知的財産権などに関する法律の知識や、企業コンプライアンスに関する知識が身につくことで、著作権侵害・商標権侵害などの法令違反や個人情報漏えいなどのリスクが理解できるようになり、企業コンプライアンス向上・法令遵守に貢献します。

○経営戦略、財務など、経営全般に関する基礎知識が身に付きます
「SWOT分析」、「BSC」など社会人として備えておきたい経営全般に関する知識や、財務諸表・損益分岐点分析など会計・財務に関する知識が身につくことで、ITを活用した業務の課題把握と解決力が養われ、業務改善につなげることができます。

○業務に必要なITの基礎知識が身に付きます
パソコンの操作に関する知識ではなく、情報システム、ネットワーク、データベースなどITの基礎知識が体系的に身につくことで、顧客、社内の情報システム部門、IT企業との円滑なコミュニケーションに役立ちます。
実際に「社内の情報システム部門とのコミュニケーションが円滑になった」、「顧客とのコミュニケーションが円滑になった」などの声が寄せられています。

メリット2 組織のIT力向上に!コンプライアンス強化に!

ビジネスにITを活用するためには、情報システム部門に限らず、情報システムを利用する側の社員一人ひとりにも、ITを理解し、活用するためのIT力が必要です。社員一人ひとりにIT力が備わることにより、会社全体のIT力が向上します。

○ITを活用した業務効率化と、ビジネス拡大に
金融、メーカー、流通、電力・ガスなど、さらには農業まで、あらゆる業種においてITは必要不可欠です。
iパスを通じて習得したITの基礎知識を活かすことで、業務にITを積極的に活用し、業務効率化を図ることが可能です。ITを取り入れた新規ビジネス・イノベーションの提案ができる人材を育成することも可能です。
営業職であれば、ITの基礎知識が身につくことで、顧客に対して製品やサービスを具体的にわかりやすく説明できるようになったり、顧客のニーズをより深く把握できるようになり、営業力強化につながります。

○組織のIT力向上と、コンプライアンス強化に
企業リスクの一つである「機密情報の漏えい」、「個人情報の漏えい」などの原因は、社員のシステム誤操作、部門内での確認漏れ・管理不徹底など、人的ミスがほとんどであり、このような事態がひとたび発生すれば、社会的信用の失墜・取引停止など、企業にとって被害は甚大です。
このような被害を未然に防止するためにも、会社全体の取り組みとして、iパスを活用することにより、ITに関する正しい知識とコンプライアンスに関する知識などをバランスよく身につけることができ、会社全体のIT力向上とコンプライアンス強化につながります。

○多くの企業が社員研修・新入社員研修に活用しています
ITの基礎知識を体系的に習得させるために、iパスを社員教育の手段として活用している企業が多数あります。また、新入社員・内定者への導入教育として、活用している企業も多数あります。(活用事例

メリット3 就職、進学等で役立つ国家試験

もはや、ITなくしてビジネスは成立しないため、企業もITに関する基礎知識を備えた人材を求めており、企業や省庁等の採用でiパスが活用されています。
また、大学では入試優遇制度や単位認定、対策講座などの取り組みが実施されています。 iパスは、個人のスキルアップと共に就職や進学で役立ちます。

○就職活動において、自らの知識を証明し、自己アピールに役立ちます
iパスは、社会人としての基礎知識とIT力を兼ね備えていることを証明する国家試験です。面接・履歴書等で自らの知識を証明し、アピールすることができます。

○企業や省庁などの採用で、iパスが活用されはじめています
新卒採用時のエントリーシートで、iパスの合格やスコアを確認する企業が増えています。
国家公務員の採用では、情報セキュリティに関する素養を確認するために、採用面接時にiパス等の合格を確認する省庁があります。

○全国多数の大学でiパスが評価されています
iパスに合格していることを条件に、入試優遇措置や単位認定を行っている大学が多数あります。進学を希望する学生にとっては、iパスの勉強を通じて、入学前にITの基礎知識や経営全般に関する基礎知識を習得することができます。
また、iパスのシラバスに準拠した授業・カリキュラムを実施している大学もあり、多くの大学でiパスが活用されています。(活用事例

○他の試験でも優遇されています
・ITコーディネータ(ITC)試験
iパス(ITパスポート試験)750点以上でITC試験の一部が免除される専門スキル特別認定試験を受験できます。(ITコーディネータ(ITC)試験のサイト