ITパスポート試験

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iパスとは

学校の声

自身の力量を明確に知りたい、今の大学生にマッチした国家試験

──中央大学・総合政策学部での資格取得への取り組みは?

あらゆるものが可視化されつつある時代の流れの中で育ってきた今の学生たちは、大学での学びを通して、どのくらいのスキルが身についたのか、自身の能力が向上したのかを、目に見える形で明示されないと不安に感じる傾向があります。スキルアップレベルを証明することはなかなか難しいのですが、数値を計れるような適切な資格試験があれば、それを活用して個々の力量を明確にすることが可能になります。 中でもiパス(ITパスポート試験)は合否だけではなく、点数も明らかになり自身の力量を具体的に把握できることから、今の大学生にマッチしていると思います。そこで、私が本学に着任した2015年から、iパスの活用を始めました。

社会で長期的に役立つ知識やスキルが身につく

──「iパス」にチャレンジすることで、学生が得られるメリットは?

総合政策学部では全履修生がiパスを受験することを基本とした、全15回の必修科目「情報学基礎」を1年次の後半に新設しました。受験を促進するため、iパスに合格した場合には、成績評価に加点をしています。学生たちにとっては、これが一つのメリットとなり、多くの学生が受験しています。
また、情報分野は技術の遷移が激しいので、在学中に一生懸命学んだとしても、スキルによっては卒業後には役に立たなくなる可能性もあります。その点、iパスには、学生たちが社会に出てからも長期的に役立つ幅広い知識やスキルが詰まっています。受験のために投資した時間やお金、自身の努力も、決して無駄にはならないでしょう。

ITへの興味の入口を提供でき、確信をもって教えられることが喜び

──大学生に、授業でiパスを教える魅力は?

今の大学生にとって、PCはもはや時代遅れに見え、スマートフォンやタブレットがファーストスクリーンであることが当たり前です。「PCには興味がない」「キーボードに触れるのは初めて」という学生もたくさんおり、本学の文系学部の中でも情報に強いはずの総合政策学部においても、コンピュータリテラシがあまり高くない学生が増えてきています。iパスが興味の扉を開く入口となり、「PCって面白い」「インターネットに触れてみたい」など、学生たちの反応が変わっていくことが、教える側にとっては大きな喜びです。社会に出た時、iパスで得た知識は必ず役に立つと私自身も確信しているため、迷いなく教えられますし、国家試験ということもあり、学生たちが安心して学べることも魅力だと感じています。


企業と大学生、双方からのニーズがあるため、ぜひ活用を

──IT教育の推進を考えている大学へのメッセージは?

IT業界では景況感に左右されることなく、常時、安定した採用を行っているため、大学生にとってはどうしても意識する就職先の一つです。iパスを取得していることは、文系からIT業界に進むための自信にもなるでしょう。実際、就職活動の際に「合格しておいて良かった」と、初めて実感するケースが多いようです。試験に合格したことがきっかけとなり、IT業界を目指すことを決めた学生もたくさんいます。企業側では大学生の能力を評価する数値基準が必要だという意識の変化があり、それに伴い、大学生たちからのニーズも高まってきています。iパスの活用をおすすめいたします。

※掲載内容は2018年1月取材時のものです。

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