クラス全員で学習に取り組み、31人全員が見事合格
これまでは、1~3年生の各学年で、数名から十数名の希望者がiパスを受験していましたが、2019年度は、ICTのスペシャリストへの第一歩として、 1年生31人全員のiパス受験を決めました。試験の1か月ほど前から、ほぼ毎日、放課後に100問のCBT形式の模擬試験を行い、模擬試験後には、間違った問題や分からなかった問題、選択肢の中の知らない用語などを自分で調べたり、教師に質問したり、生徒同士で教え合ったりして、クラス全員で学習に取り組んできました。部活動が終わってから模擬試験の続きに臨む生徒もいて、夜遅くまで多くの生徒が頑張っていました。クラス全員が模擬試験に取り組んで学習することで、みんなで合格しようという一致団結感が生まれ、その結果、全員合格という大きな目標達成につながったのだと思います。
国家試験iパスに合格することでICTスペシャリストへの第一歩を実感
iパスは、高校1年生にとっては敷居の高い試験だと思います。ですが、試験に向けての課題や授業の計画をしっかり立てて行っていくことで、生徒に少しずつ力が付いてきているのが実感できました。また、何のためにiパスに挑戦するのかを生徒たちが明確に理解し、高いモチベーションをもって取り組ませることも大事だと思いました。さらに、数人ではなくクラス全員で取り組むことが、最大のプラス要因になったのだと思います。
情報分野の知識を証明できる国家試験に合格することは、ICTのスペシャリストに一歩近づいたことを実感させることができます。今回のiパス合格は生徒の大きな自信となり、このあとの情報分野の学習に自信を持って取り組むことができ、更なる上位の試験である基本情報技術者試験などに自分から挑戦していけると思います。
iパスの存在は、生徒の目標としてだけでなく、授業の教材として扱ったり、教職員自身の勉強のために取り組めたりと、私たちにとってもとても大きく、IPAには、これからもずっと、この試験を続けていってほしいと願うばかりです。
情報分野の知識を証明できる国家試験に合格することは、ICTのスペシャリストに一歩近づいたことを実感させることができます。今回のiパス合格は生徒の大きな自信となり、このあとの情報分野の学習に自信を持って取り組むことができ、更なる上位の試験である基本情報技術者試験などに自分から挑戦していけると思います。
iパスの存在は、生徒の目標としてだけでなく、授業の教材として扱ったり、教職員自身の勉強のために取り組めたりと、私たちにとってもとても大きく、IPAには、これからもずっと、この試験を続けていってほしいと願うばかりです。
※掲載内容は2020年4月取材時のものです。