幅広い分野の学びを通して、興味も広がる
「ITパスポート対策講座」は、全学における基礎教養科目として設置しているコンピュータ活用科目のため、大学の単位取得も可能です。カリキュラム構成においては、本学の理念の一つである「役立つものと変わらないもの」を踏まえ、明日に「役立つもの」としての資格取得、試験合格を推奨しています。また、この対策講座はiパスを熟知した外部講師に講義していただいています。そのほか過去問をベースにした模擬試験に取り組み、講師が解説をするといったiパス試験に特化した特別講座も開講し、熱意ある学生が受講しています。一方で、学習の進め方や試験の取り組みについての疑問などは、センターの担当がアドバイスするサポートデスクを設置して、講義と連携しながら学生をバックアップする体制も整えています。iパスを学んだことで、興味のある分野が増えた、視野が広がったという学生も多いようです。
文系にこそ強みとなり、周りと差がつくiパス
文系学部の学生であっても、ゼミの研究・発表や講義において、最低限のコンピュータ知識やスキルは必要不可欠です。そのため、iパスなどの学習を通して、ネットリテラシーやコンピュータスキルといった基本知識をしっかり身に付けるためのサポートが、情報教育センターの大きな役割であると考えています。ストラテジ、マネジメント、テクノロジと、iパスで学ぶことは社会に繋がるすべてのベースとなっているため、職種を限定しないのも強みです。むしろ文系学生が多く携わる職業で、持っていると周りと差がつくのがiパスではないでしょうか。学生には、就職活動に役立てることだけが、iパスを受験し、合格するメリットではないと伝えています。社会に出た時、iパスでの学びをどのように活かすかを考えて、取り組んで欲しいと思っています。
※掲載内容は2019年2月取材時のものです。