ITパスポート試験

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学校の声

専攻科目を問わず、ITの力を証明でき、
就職活動にも役立つ「ITパスポート試験」

──津田塾大学における資格取得への取り組みは?

池田
英語教育においては一定の評価をいただいていると自負している当大学ですが、学生たちに“英語+α”の強みをもってもらいたいと考えました。これからの時代は、ITのスキルしかありません。そこで4年前から、客観的にITの力を証明できる国家試験である「ITパスポート試験」の合格を支援する集中講座をスタートさせました。当初は前期試験終了直後6日間の集中講座でしたが、今年度からは、新たに導入した4学期制の中で、キャリア支援科目として7月に実施しました。また、昨年からは、簡単な手続きで団体申込みができ、受験者の管理もしやすい『バウチャーチケット制度』も取り入れました。今後は、この制度で提供される受験者の成績情報や正答率レポートのデータを有効活用して、学生たちの受験意欲はもとより、合格率も高めていきたいと考えています。

文系以外の領域を学べ、自身の強みにもなる国家試験

──「ITパスポート試験」にチャレンジしたきっかけは?

齋藤
もともとITに関わっている友人や知り合いが多く、この分野に親近感があったのに加え、大学では文系の学科を専攻したので、それ以外の領域の知識をもつことは自身の強みになると考えたからです。大学2年生の夏休みに集中講座を受け、翌月の9月に、「ITパスポート試験」を受験して合格しました。


就職活動を意識し始めたことがきっかけです。大学でメディアリテラシの重要性を学んでおり、企業のインターンシップに参加した時、メディアを通して受発信される情報の取り扱い方を理解しておくことも、社会人になるために必要だと実感しました。そこで、3年生の夏に「ITパスポート試験」対策の集中講座を受講したところ、内容がとても面白くて。最初はインターネット関連の試験なのだと思っていたのですが、実際はビジネスなど今まで知らなかった領域のことも学べ、世界が広がりました。

試験合格が自信やアドバンテージとなり、内定を獲得

──受験したことで実感しているメリットは?

齋藤
IT分野は、大学では専攻しなかったのですが、「ITパスポート試験」に合格したことで、自分が思っている以上に力があるのだと、自信をもてるようになりました。部活では部長を務めていて、部の運営やまとめ方などに「ITパスポート試験」を通して学んだマネジメント知識を活かせています。そして、私にとって一番大きなメリットは、就職活動ではIT企業も視野に入れることができ、内定が決まったことです。来年4月には、システムエンジニアとして社会人デビューします。


私の場合は、3つのメリットを感じています。一つ目は企業説明会などでIT関連の話題が上がることが多く、その知識がバックグラウンドにあったことで、情報の吸収力が断然違いましたし、他の学生よりも一歩先を行くような自信につながりました。二つ目は面接官の方が、「文系なのに、IT系の国家試験に合格しているのですね。」とITに対する意識の高さを評価してくださったことです。目に見えるアドバンテージとなっただけではなく、文系では得られない知識をカバーすることができ、内定を獲得できました。三つ目は、IT用語の知識が増えたことです。パソコンを使用していて困った時、自分で調べて対処できるようになるなど、日常生活においても非常に役立っています。「ITパスポート試験」は社会人への準備という意味でも、効果的な第一歩になる試験だと思うので、受験しておいて本当に良かったです。

池田
齋藤さんや韓さんの話にもあるとおり、「ITパスポート試験」の良い点は、テクノロジだけではなく、ストラテジ、マネジメントも学べるので、社会人として必要とされる基礎知識を身につけられ、自信を持てることです。学生のうちに合格しておくことで、就職活動において企業からITの力を認めてもらえますし、面接時には会話のきっかけにもなるでしょう。例えば、受験理由を尋ねられたら、自身のITリテラシの高さや社会人になるための助走ができていることをアピールできるチャンスになりますし、そこから会話を発展させていくことが可能です。「ITパスポート試験」は学生たちにとって、結果としてついてくるものやメリットがたくさんありますので、これからも講座内容やアナウンス方法などを見直しながら、さらに推進していきたいと思います。

※掲載内容は2017年11月取材時のものです。

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