当社では、オンライン証券の重要な経営資源としてシステムを重視しているほか、現在のIT社会においてITに関する基礎知識は必須と判断し、全社的にITパスポート試験（IP）を推奨し、全社員は試験の合格を必須としています。
また、情報システムの重要性や情報処理技術者試験の合格者数を当社ホームページで公表することにより、新規社員の採用面接時には、ほとんどの方がIP合格者であることも好ましく感じているところです。

合格支援策としては、IPを資格取得費用補助制度の対象とし、一定の条件の下、受験料の会社負担や報奨金支給を実施しています。

IP合格に向けた当社の強い方針により、様々な効果も出てきていると考えております。
具体的には、全社的に情報システム部門との意思疎通が円滑になり、業務の効率やクオリティが高まったほか、IT分野に限らず経営分野も勉強できることで、お客様とのやり取りや仕事以外の場面でも役立つこともあるようです。
実際のIPを受験した社員は一様に「（IP合格に向けて）勉強してよかった。」と言っております。 情報システム部門以外の社員も、IP合格後は自信が持てるようで、システム部門との打ち合わせに積極的に望む姿勢も見られます。

今後、IT社会の更なる広がりと発展が予想される中、ITリテラシーの重要性は益々高まってくると考えています。
そうした中、ITの基礎知識に加え、経営戦略等の幅広い分野の知識を取得できるIPについて、引き続き推奨するとともに、更なる上位試験への取り組みに繋げていきたいと思っております。