ITパスポート試験

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iパスとは

企業の声

顧客とのコミュニケーションにIT知識は必要不可欠
営業職の全員合格を目指す

社長自らiパスを受験、営業職はiパス合格を必須に

多田:
 当社は1924年に香川県高松市で創業し、地元企業を中心に文具、事務用品、オフィス家具、OA機器を販売しています。近年、働き方改革により顧客のニーズが変化する中で、オフィス環境の課題抽出・改善提案を行い、効率的で快適な「働くための空間づくり」をサポートしています。
 当社で販売するOA機器にはセキュリティ関連の製品もあります。セキュリティ関連の製品を顧客に対して分かりやすく提案するためには、社員が基本的なITリテラシーを習得しておく必要があると認識していました。
 ITリテラシーの習得のためにどのような社員教育が必要か検討していたところ、高松商工会議所主催で「国家試験 ITパスポート対策講座」が開講していたこともあり、社員にiパスの推奨を始めました。
 受験を希望する社員には、対策講座の受講料や試験の受験手数料を会社で負担するほか、合格者には毎月15,000円の資格手当を支給しています。これまでに私を含め社員の3割以上がiパスに合格しました。今後、営業部門に配属する新入社員は、iパス合格を必須にしていきたいと考えています。
 iパスでは、セキュリティやネットワークに関する知識以外にも、会社組織の知識やマーケティングに関する知識も身につくので、必要としていた社員教育にマッチしていると感じており高く評価しています。

顧客の働き方を理解するにはIT知識も必要

山下:
 以前からIT関連の知識が不足していると感じていて苦手意識がありました。企業でのデジタル化が加速する中で、IT知識の重要性を痛感し、会社がiパスを推奨することもあって受験を決意しました。
 受験にあたっては、2023年5月、6月に高松商工会議所が開催した「国家試験ITパスポート対策講座」を受講しました。その後、自習期間を経て2023年7月に受験し合格しました。常に参考書を持ち歩き、空き時間や休憩時間を利用して、内容を頭で理解できるところまで何度も読み返しました。また、私以外にも同時期に受験する社員がいたので、声かけや問題の出し合いなどでモチベーションを維持しました。
 私たちが提案する「働くための空間づくり」のためには、顧客の働き方を知ることが必須です。そこには必ずITツールの導入やデジタル化などの要望があります。iパスに合格したことでITに関する用語を理解でき、今まで以上に自信をもって顧客の要望をヒアリングすることができるようになりました。
 また、商談時には担当者だけでなく経営者層と話す機会がよくあります。iパスで学んだストラテジ系やマネジメント系の知識があることで会話の幅も広がり、イメージアップにもなると思います。

時代の変化に合わせ、身につける知識も見直す

多田:
 社員がIT系の国家試験に合格することは、顧客からの評価が高まることに繋がると感じています。また、iパスに合格したことで山下さんのように自信をもって営業してもらえるようになったことは非常に喜ばしいことでした。仕事に対するモチベーションも高まったように思います。その他にも、社内では次のステップアップとして情報セキュリティマネジメント試験にも挑戦しようという機運の高まりがあり、自己研鑽に意欲的になったと感じます。
 iパスはこれからの社会に必要な知識が広く習得できる試験であり、社会人のリスキリングには最適な試験だと思います。社員一人ひとりがiパスの知識を身につけてもらうことで企業は大きく飛躍できると考えています。
 私たちの会社は今年で創業100周年を迎えます。長く事業を続けてこられたのは時代の変化に対応し、社内のコミュニケーションを大切にして社員一丸となって目標に向かって突き進めたからだと思います。文具のアナログ知識だけでなくデジタル知識も身につけることで、社会の変化に合わせ、顧客にあった幅広い提案を今後も目指していきます。

※掲載内容は2024年1月取材時のものです。